黙ってないで愚図ってないで

翼くんとタッキーのお話

特別お題「選択と年齢」

祝日の月曜日に会社を休む暴挙に出たのは私です。もうホントにどうかしてる。

「具合の悪い身体に鞭打って出社しても、周りの人間はウザいだけかと思って。しんどくて動けないなら休みなって私なら思うし。いないなりに現場は回るし、逆に気を遣うかなって。」なんてウダウダ休んだ自分に正当な理由をつける私に子守要員が「もう寝な」と遮るように斬り込んだのは優しさでしょうか。更に「人生そんな日もあるよね」と慰める我が子の言葉に子は子でもう人生戦っているんだと悟った真夏日の午後。

 

そんなこんなで時間が出来た為、久々にはてなブログのお題に挑戦。(SK-IIさんにはお世話になっていないけれども)

 

さて私は一児の母親である世間一般的に言うところの〝大人〟だが、相変わらず好きなお菓子はカラムーチョだしデパ地下限定スイーツよりもモンテールのシュークリームが好みだし、鰻屋さんの高級うな重よりスーパーで買う脂の少ない国産鰻の方が口に合うし、ブランドバッグよりカルディのプチバック率が高いし、ビールよりジンジャーエールで喉越し爽やかになる。他人の迷惑にならぬよう生きたいけれど職場で横柄な態度を取ってしまう日もあるし、今日みたいに仕事に穴を開ける日もある。嫌味に嫌気がさして上司に口答えしたり、やりたくない仕事にあからさまに眉間にシワが寄る事もある。こどもの頃は自然と大人になるもんだと思っていたけれど、幾つになっても私の字は達筆にならないしプレゼン力も上がらない。そして基本的な思考回路は変わらない。

〝産むなら30手前で〟女なら誰しも意識する出産のタイムリミットを考慮し26で結婚した。当時お付き合いしていた男性との結婚も自然な流れだった。しかし人生には予期せぬハプニングは付き物で、敢え無く離婚。一寸先は闇である。漠然ともう1人産みたかったハズが今はひとりっ子で良かったと思っているし、バツイチのひとり親だけど社会的弱者の振りして案外図太く生きている。〝まぁパパがいないなんて可哀想に〟とか〝もう1人産まなきゃね〟なんて色々な外野の声も聞こえてくるけれど、私の中で重要事項では無いのであまり実害は無い。思い描いた人生設計から逸脱した時、私は私の中の一切の固定概念を取り払った。○歳までに○○を。そういった目標が無くなった今は驚く程身軽で自由。運命のアイドル、今井翼くんにハートを射抜かれたのも30過ぎてからだったし、それから初めてのLIVEも遠征も経験し、結果、今が1番楽しい。だから世間の目を気にすることはやめた。人は私が思っている程私に興味が無いし、文句や噂話に対しそこまで深く考えていない事が分かったのかもしれない。そして他人の評価と自分のそれが必ずしもイコールにならないと気付いたのも大きい。何歳になっても〝初めて〟はワクワクするし、嬉しい。〝歳を重ねる事の素晴らしさ〟を教えてくれたのも他ならぬ翼くんであった。今はアイドルに夢と希望を託し、同じ時代を生きる喜びを感じる。

 

幾つになっても。何歳からでも。己の選択に自分で責任を取って、自由に生きたい。そして時々大好きなアイドルに会いに行って、年甲斐もなくトキメキたい。

屋根裏の恋人 第7話『憎悪の告白』

〝好き放題言えばいい。いたぶって、自分の優位さを示せばいい。全てを失ったとしても 本当に大切なものだけは 決して奪われる事はない〟

 

…。なんか物凄くカッコいい事言ってますが、肝心の〝本当に大切なもの〟がブレブレで残念過ぎる衣香。調子良過ぎ鎌倉マダム、エビチリは◯ックドゥじゃなく全て手作り派。裏切りの香りより豆板醤強め、香味野菜タップリで夏バテにも二重丸。料理上手で旦那の胃袋ガッチリ良妻賢母でも不倫されるんだからもう相手が悪かったとしかいいようが無い。

 

さて。妻の親友と8年に渡り不倫関係を続けた挙句全てを打ち明けさっさと終わった事にした夫。昔の恋人を屋根裏に住まわせ恋が再燃した妻。謝罪する事もなくノコノコ家までやって来て開き直る親友。勝手に屋根裏に住み着き様々な妻み食い、じゃなくてつまみ食いしつつ復讐の証拠集めに成功する男。悪いのは誰でしょう?なんて考えていたら殺人を犯した時点でこの答えは出てしまった。誠さん、誰が本当に〝殺人犯でも、全てを失っても〟愛してくれるのかしらね?

 

それにしても物凄い告白大会だった。人は隠し事を貫いて生きるより正直に吐いて罪を共有する方が楽だよね…でも言われた方は堪らない。〝自分に正直でいたい〟って不倫する人間の常套句なんですか?あと〝十字架〟ね。一生背負えるように誰かおんぶ紐に括り付けてあげて!しかし誠からのカミングアウトで面食らった衣香も結局ゲロって笑えた。やはり似た者夫婦。思ったことを全て言葉にしていいのは子どもくらいでしょ、それも物心ついたら自粛するで。

 

屋根裏を卒業した樹くん、割と神出鬼没な樹くん、だけど刑事さんには会わない樹くん。物陰からフワッと出てくる姿が素敵。ちょっと根暗で何を考えているのかわからず、不気味でつかみ所のない不安定な役が良く似合う。犯罪者じゃないのに(不法侵入は別として)極悪逃亡犯みたいな身なりと伸びた前髪がまた不気味でカッコいい。

 

目まぐるしく変わる一家の暮らし、そこに関わる人々の心の変化、色々思うところはあるけれど結局はこのドラマ、〝ありえない〟で終わる。だけど世の中ってそういうものかも。はたから見たら馬鹿みたいな誘惑とか、満たされない日常から脱却したい漠然とした憧れとか、 自己中心的で短絡的な考えに支配される人とか、案外見聞きする。欲望のまま突っ走りたくても理性で抑える大人にとって、衣香が全てのしがらみから解き放たれ好きに生きる姿を見たいのかもしれない。って私、誰ですかね?

 

私はとにかくあと1話で終わりって実感が湧かない。西條家にはいつまでもウダウダやってて欲しかった。衣香には永遠に何1つ決断出来ないオンナでいて欲しかったし、誠には不倫夫としてゲスいオトコを続けて欲しかった。下衆同士お似合いな仮面夫婦、側から見たら滑稽だけど本人達はそれなりに人生幸せなのかもしれない、全て秘密のままなら…。そして樹には屋根裏の暮らしをもっと満喫して欲しかった。月夜のバイオリン、明かり取りから下界を見下ろす瞳、秘密の情事、もっとドキドキしていたかったし、もっとツッコミたかった。最終話、私は予告を見ていない。一切の情報を断ち切って土曜日を迎えたい。結局真面目に1人論議しながら楽しめているから、やっぱり翼くんの出演する地上波の連続ドラマって最高。