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黙ってないで愚図ってないで

翼くんとタッキーのお話

凝り固まった思想

半年ぶりに美容院へ行った。前回の日付は2016年3月5日、おそらく滝沢歌舞伎前に急いで行ったのだろう。その前は2015年12月28日。これは新春婚の前。更にその前は2015年10月3日。これは滝翼ふたり旅広島公演前。分かりやすいが、私は滝翼にお会いする前に行く、言い換えれば今井さんに会わないときは酷くやりっ放し。(だけど私みたいな方、結構いると思っている)

私は、美容院が苦手である。だって美容師さんとお話しなければならないでしょう?あのお洒落人種の集団にまざらなければならないのが苦痛で仕方ない。ファッション・ヘアメイク・話術、どれを取ってもハイスペックな彼等に「どんな髪型にしますか?」と聞かれると、理由も無く謝りたくなる。そして毎度「どうしたいかわかりません」と答える私。ホント、すみません…。

 

そんなに苦手な美容院、GOEMON前だから仕方なく出向いた。今回私に用意された雑誌はMOREとJJ。

 

…。

 

 

 

MOREとJJ。

 

 

…!

 

 

MOREとJJ!!(しつこい)

 

 

な、なに?このお兄さん私が25歳位に見えたって事?…他に雑誌無かったのかな…激しく、しかし見た目には全くわからない程度に動揺する私。これからどんなヤングな髪型にされるのか冷や冷やしたので、「落ち着いた感じでお願いします」とだけ伝えた。

本当はかばんに入っていた月刊TVnavi11月号か日刊スポーツを読みたかった。それが叶わないならお隣のマダムが読んでいたhanakoでも良い。

髪を切るお兄さんに「よく聴く音楽は何ですか?」と聞かれ、「あぁ、そりゃあタッキー&翼今井翼くんですよ!」と答えました心の中で。「何か詳しい事とかないんですか?」と聞かれ「あぁ、今井翼くんに関してならずっとお話出来ますよ!」と答えました心の中で。だけど実際は、全て「…う〜ん、なんでしょうね」と全く盛り上げる気のない会話しか出来ない大人。しまいにはお兄さんが「僕最近宇宙の事とかに興味があって」と言い出した日には「それなら滝沢さんも凄いっすよ」と呟いた心の中で。もう1秒でも早く帰りたい。そんな拷問のような時間を経て、私の髪はトリートメントで生き返りふわふわパーマも復活し、何よりロングヘアーの女性らしい髪型を手に入れた。「憧れのロングヘアーです!」と最後に私的最高の笑顔で言ったら「いやこれはボブです」と訂正された話はしなくていいですか?

 

 

…ひとりで子どもを育てている身としては、”母親たるもの女を優先してはいけない”という一見捻じ曲がった信念が人一倍強い。恋をすると、冷静な判断が出来なくなる。頭で分かっていても心が追い付かない、そして馬鹿げた決断を下す人間を見て来た過去の教訓から、絶対に誰も信じない、子を産んだらおばさんに徹する。そんな悲しい思想でガチガチに固められている。シングルマザーは恐ろしく男性からお声が掛かる。これは決して良い意味では無い。足元を見られ、図々しい既婚男性ばかりが寄ってくる。私舐められているんだなぁ…寂しそうだから簡単にオチそうだな、チョロそうだな、そんな風に見られている事が多いと感じて反吐が出そうだった。そんな時に今井さんと出会い、そして見事にどっっっぷり浸かっている。手の届かないタレントに入れあげることで現実社会で下衆な行動をしないブレーキを掛けている事を、本当は自分自身で理解している。

だけど最近少し変わってきた。好きな人の為に少しでも綺麗でいたいと思う事はいくつになっても大切だと思い始めた。下衆な行動は慎むが、この世の中に”絶対”は無いし、私みたいなタイプの人間が恋をしたら1番厄介に暴走すると自覚している。それを分かった上で、女を捨てる事はやめる。加齢を理由にするのも、自分で自分を「おばさんだから」と卑下するのもやめる。翼くんのファンは大人の女性でカッコいい!と誰かに思われたいんだと思う。もう少し背筋伸ばして、シャンと生きよう。そしてマリウス前にはまた大嫌いな美容院にいく。

今井さんに夢中でいる今が、人生で1番平穏で安全で幸せなんだと認識している。翼くん、勝手に心の拠り所にさせて貰っています。これからも宜しく!次は憧れのロングヘアーになれるかな…