黙ってないで愚図ってないで

翼くん 時々タッキーの 話

もう病気の話は やめにしよう

タッキー&翼の会報vol.64が届いた。

裏表紙に輝く飛び切りの笑顔、この写真は間違いなく今年のベストショットになると思う。

 

 

今井さんを応援するようになってからというもの、「滝沢やファンに恩返しをしていきたい」そう何度も口にする彼を見てきた。負い目を感じることなんて無いのに、そんなに自分を追い詰めないでいいのに、そんな事をいつも思って見守ってきた。2014年に病から復帰した今井さんは、タッキー&翼としての活動がメインだった。そんな彼を見て、〝ファンへの恩返し〟に重きを置いているんだと理解した。確かに滝翼なら、隣に最愛のパートナーがいるから安心だった。そして2人揃った姿を披露する事がファンにとって1番期待していた活動であり、本人達も幸せな時間であったのだと思う。だけどどこかで考えずにはいられないクエスチョンがあった。その答えを今回の会報で貰えた気がする。

 

〝やっぱり「GOEMON」でないと、あのときの時計の針を再び動かす事はできない…。〟

 

その言葉に息を呑んだ。

 

今井さんは2年前のGOEMON終演後に病に倒れた。正確には公演中から不調だったのではないか。(私はその当時をリアルタイムでは知らない)そのGOEMONに再び挑戦する、そう知ったとき今井さんを応援する人間なら誰しも心配をしたはず。今井さん本人は勿論の事、ファンにとっても辛過ぎた出来事。私も例外では無かった。と同時に、今井さんが自分自身を取り戻し、乗り越える時がきたんだと解釈した。だって復帰してから今までずっと、周囲の人間への恩返しばかりだったから。勿論滝翼も彼の大切な時間だとわかっている。だけど今井さんの性格を考えると、〝あの時〟と決別するにはGOEMONしか無いと勝手に思っている自分がいた。

 

2016年11月現在、今井さんの体調に関して私がわかることなんてなにも無い。いつまでも心配されても嫌だと思い、なるべく話題にはしないけれどどこかで〝大丈夫かな〟と構える瞬間があるのも事実。いったい彼はどこで自分を取り戻すんだろう、どうしたら〝あの時〟をまるっと包み、自分の中で消化する事が出来るのだろう?私はそんな疑問を抱いていた。

 そして今回の会報。今井さんが〝あの時〟と真正面から向き合い、自分の中で納得出来る事柄として、人生のほんの一部分の出来事として捉える事が出来たんじゃないかと勝手に解釈した。(勝手な解釈多過ぎ)小林麻央さんでは無いけれど、病を発症した事が彼の人生のハイライトでは無い。そんな事もあったよねって普通に言えるようになれば今よりもっと強く深みのある人間になれる。よく〝人生には無駄な事なんて何も無い〟と言うけれど、そんなのは後付けの慰めでしか無い。本当は辛い体験なんてしないに越した事は無いんだよ。自分の大切な人なら尚の事、悲しみよりも喜びをより多く知って欲しい。そんな想いとは裏腹に、現実には残酷な出来事が起こり得る。今井さんと彼を大切に思う全ての人々が苦しまされた〝あの時〟生まれた様々な感情は、翼くんが逃げずにもう一度挑戦した今、やっと浄化されたんじゃ無いか。やり直したんじゃない、過去を受け入れある種生まれ変わった〝新生今井翼〟が、一から挑んで進化した事で私の心も軽くした。そうか、私自身も向き合えていなかったんだ。もしも〝第二のあの時〟が訪れたらどうしよう、そう構えていた。怖くて不安で地に足がつかない、そんな感覚すらあった。だけどそんな感情はもう抱かなくて良いのかもしれない。

 

翼くん、GOEMONが終わった今、何を思っていますか?

再び動き出した貴方の時計は、未来に繋がる今の時を刻んでいますか?

もう二度と止まる事の無いよう、何度でも神様にお願いするよ。私は神様とか占いとか全く信じない現実主義者だけど、貴方に関しては神頼みでもなんでもするよ。

 

だからもう、やめにしよう。

意地とか恐怖とか負い目とか、そんな気持ちは捨て去って心を軽くして欲しい。いつだったか〝あの時〟を忘れる事は一生無いと言っていたけれど、忘れろとは言わないよ。ただ、特別な事として肩肘張る必要はもうないんじゃない?

 

病気の話は これでおしまい。

(今井さんが話したいならいくらでも聞くけどな!!)

 

大丈夫。未来は今の延長だから、きっと笑っていられるよ。(そう信じたい!)