黙ってないで愚図ってないで

翼くんとタッキーのお話

拝啓 ヲタク友だち様

初めての現場は『タッキー&翼 ふたり旅』広島公演だった。初現場にして初遠征、勿論ボッチで挑んだあの日私が1番驚いた事は〝顔見知りの方が多い〟事だった。入退場の際やグッズ列で声を掛け合う方々を見て、この世界にも派閥やグループがあるのかもしれないと感じた。私はというと、自分から話しかけるスキルも無いので隣の方とも話さなかった。それは現場経験を重ねても変わらず、今も基本1人で行っては幕間も1人で過ごす事が多い。「舞台中、何度も同じ劇場に足を運ぶうちに名前は知らぬとも〝いつもいる顔〟を覚えるもんだよ。」と言われた事もあるけれど、私はホゲーっとしているしそもそも胸がいっぱいで視野が狭くなっている為一向に覚えない。(というかそれほど現場に張り詰けていない)こんな私でも有難い事に両手で数えるほどのお知り合いが出来まして。何故か私に良くしてくださる方々に言いたい。いや、ブログ書いてるって知らない方も多いので届かない方もいらっしゃると思うけど、私に優しくしてくれてありがとうございます。本当に幸せな事に対人トラブルも金銭トラブルも無い。私から見た〝翼ファン〟って、凄くサバサバしていて、毒吐きにセンスが光り、男前が多いと思うのですが。間違っても〝翼くんに人生捧げたい!彼が私の全てよ!〟とかは思ってなさそう(好き勝手言ってごめんなさい。でも翼くんの前では乙女率高くて、それも好き。)

同時に人伝てに各種トラブルを聞くと迂闊に親切心は出さない方がいいと思ったり、時には自分名義で外れたらご縁が無かったと潔く諦める事も学んだ。詐欺はどこで起こるか分からない。顔見知り間での裏切りだってあるかもしれない。だからこそ私は人を騙したり傷付けたりしたくない。全ては〝今井翼〟のブランドに泥を塗る事になると思うし、誰かを踏み台にしてまで会いに行っても翼くんのあの真っ直ぐな眼を見れないと思う。

ファン同士の妬みも時には怖いと知り、結局は現実世界の人間関係と変わらないのだと悟る自分がいる。幸か不幸か私は翼ファンの方々に自慢出来るような引き出しはただの1つもない。ファン歴も長く無いし、業界関係者に知り合いもいない。完全なる一般人の、ただのファン。自慢話…捻り出すとしたら最近某TV誌でQUOカードが当選したくらい。それが3000円と期待したら500円で。いや、でも500円稼ぐの大変なんだぞ!って自分に喝を入れたところ。

そしてSNSの世界でも同じ。滝翼情報が知りたくて、ファンは何処に生息しているのか分からなくて始めたツイッター。フォロワー数はステイタスでも何でもなく、〝いいね〟の数が私の価値を上げてくれるわけでも無いと考えるようになるまでにそう時間は掛からなかった。だいたい人の名前と顔を覚えられない私がネット世界のお付き合いを器用にこなせるわけがない。そもそも最近、〝私の友達ってほぼほぼ母親・姉・子だけ〟って話をしたら「それただの家族やんけ」とツッコまれて楽しかったんだけど、でも案外大切な人はそんなに多くはいないんじゃ無いかって思う。本当に理解してくれて、支えてくれる人がいたら友だちの人数なんて関係無い。そして改めて思う。こんなにも外部に興味の対象が無い私がヲ友だちと話すと心の底から楽しくて、嬉しくて、大切にしたいと思う。同時にいつかトラブルに見舞われた時はネタにしてひとつ記事を書きたいと思う自分はやっぱり性格が歪んでいると思う。

それにしても、本当にファンもタッキーも翼くんも、それぞれ幸せになって欲しいと思う私は一体どこのどいつや。